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筆先まで職人が思いを込めた、この世にひとつの、  筆たちでございます。 筆のお手入れ


筆は消耗品ですが、お手入れ次第で寿命が大きく変わります。



穂首を全部くずして使う筆(太筆など)の場合


太筆1 穂は最初、糊で固めてあります。
指先で穂首の先を摘まみながら
適当な位置まで砕いていき、水やぬるま湯で根元までほぐし、
よく糊を落としてから使い始めましょう。

ot5 使い終えたら、桶やバケツなどに水またはぬるま湯を溜め、根元までよく洗いましょう。
墨が出なくなるまで水を変えながら行ってください。

洗った後は、穂の形を整え墨が根元から入らないように穂先を下に向け吊るして
風通しの良い所でしっかりと自然乾燥をさせましょう。 

太筆3 使用後の筆にはキャップはしないでください。
穂が腐る原因になります。


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穂先を一部だけくずして使う筆(小筆など)の場合


細筆1 小筆は普通、市販されているものの多くは、全部砕いて使うような作りには
なっておりません。


適当な位置まで砕いて使用してください。

細筆2 使い終わったらティッシュペーパーに水を含ませ、
墨のついた部分をなでつけながら、穂先の墨を落としていきます。

のり固めされている根元部分に水分がつかないように、
墨の色が出なくなるまで続けましょう。

細筆3 墨の成分を落とし終えたら、穂先の形を整えておきましょう。

そのままにしていると、傷みが早くなってしまいます。


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